先輩社員紹介

現場やお客様の生の声がやりがいにつながっています。
より知識を深め、クリタスの技術者として胸を張れる社員を目指す。

大学時代に専攻していた森林生態学で、水に含まれる物質など
森に影響を与えるあらゆる要因の研究が今の仕事につながっています。
水処理の現場に携わりたい、システムをより良いものへと一新させたいという二刀流で事業所勤務を経て営業技術課へ。
現在は各事業所のデータの共通言語化に取り組み、カーボンニュートラルへの貢献を目指しています。

システムを見直して、
現場が作業しやすい
環境づくりをしています

各事業所の表記の統一や同じ尺度で対比できるような、データを共通言語に変換できるシステムを作っています。また、そのデータをどのように収集し、まとめるのか試行錯誤の毎日です。例えば、二酸化炭素の排出量を比べる際に事業所の規模や仕様が異なると、対比させることが難しいので、まずは同じ尺度に直す必要があります。現場の負担にもならないよう、今までと同じ作業を行うだけで、データを拾い出せるような仕組みや、今までより少し楽に入力できる仕組み作りができないかと日々奮闘しています。現在はシステムを作り、現場の方に確認してもらう作業の繰り返しです。1年間試験運用をする必要があり、本格的にシステムを導入するのは先になると思います。

事業所ごとにお客様の要望や作業内容が異なるので、書式や内容も変わり、全国各地のデータをまとめることは楽な仕事ではありません。しかし、せっかく全国各地に事業所がありますので、どのような事例があるか、他の事業所がどのように運転管理を行っているのかが分かるようにしたいという思いで仕事に取り組んでいます。

お客様や事業所の方と密に連絡を取り合う中で、「まとめやすかった」「報告書を作りやすかった」と言ってもらえたときは嬉しかったですね。クリタスは現場を大事にしている会社ですので、現場の人と関わることが多いです。直接、感謝の気持ちや報告書の感想を伝えてもらえることがこの営業技術課の醍醐味だと感じています。

現場を中心とした
考え方に惹かれて
クリタスに入社を決めました

クリタスに入社したきっかけは2つあります。1つ目は「現場に関わる」こと。大学ではフィールドワークなど現地に足を運んで情報を集める研究に興味があり、森林生態学を専攻していました。特定の範囲で水や動植物、そのほかの環境要因が森林にどのような影響を与えるかを調べていました。実際に森に行き、装置を設置して、データの回収を繰り返していくうちに、直接自分の目で現場を見て調査することは大事だと感じました。クリタスは現場を中心とした考えで、様々な部署が現場をサポートしている構造に惹かれました。

2つ目は「環境に関わる」ことです。大学の研究でも森林の水動態を調査していたことから、水に関係がある事業に携わりたいと考えていました。自分の生活に身近な水と言えば水処理事業だと考え、水処理業界トップクラスのクリタスに入社したいと思いました。

入社してから最初に部署の希望を出すのですが、もちろん私は現場に携われる事業所勤務を希望しました。実は面接時にも「現場に行きたい」という想いを伝えていました。一般的には専門分野を学んでいないと現場に配属されることは難しいです。しかし、私の現場への想いを汲み取っていただき、事業所へ配属していただきました。未経験でも挑戦できることがクリタスの魅力です。事業所では3年勤務し、現在はデータの共通言語化システム作りを営業技術課で挑戦しています。

一周まわって
大学時代の学びが
今に生かされています

1~3年目では事業所、4年目では営業技術課で勤務し、さまざまな経験をさせていただきました。どの部署でも専門的な知識を必要とされることが多いので、自発的に勉強をするようになりました。プライベートでは家事を率先してやるようになりましたね(笑)。勉強もそうですが後回しにすることで思い出す手間がかかり、時間がその分無駄になってしまうので思い立ったらすぐに行動するようにしています。

2050年のカーボンニュートラルに向けて水処理事業もますます盛り上がっています。そのため、水処理の工程で排出される二酸化炭素の量などを計算してほしいと依頼されることも多くなりました。一周まわって原点の生態学に戻り、大学時代に学んだ知識が生かせています。データの共通言語化が進めば、二酸化炭素の排出量を各施設で比較し、問題点を洗いだすことが可能になるので、いち早くデータの共通言語化システムを作ることが今後の目標です。

クリタスではさまざまな経験をさせていただいたので、これからはクリタスの技術者として胸を張ってお客様の前に立てるようになりたいと考えています。そのために、知識や経験を蓄えて、誰からも信頼される社員になれるよう精進していきたいです。

先輩からのメッセージ

採用面接では笑顔を心掛けてください。緊張してしまうと顔がこわばり、面接官の方も戸惑ってしまいますが、笑顔でいると明るい印象に見られます。私も実は緊張してしまう性格なので、とりあえず笑顔で面接を受けてみようと思い、口角を上げることを意識しました。そうすると、採用面接時に「元気でいいね!」と声をかけていただきました。面接は練習通りにいかないことも多いので、笑顔だけは意識してみることをお勧めします。

入社したらそこがゴールと思う方もいると思いますが、私はそこからが始まりだと思います。専門職なので色々と勉強や経験も必要ですし、仕事をしていると思い通りにいかないことがほとんどです。その中でどうやって解決できるのか考える力が必要になります。同期や先輩方に頼りながらどんどんチャレンジしてください。クリタスの社内に新しい風を持ってきてくれることを期待しています。

一日のスケジュール
08:30
出社。技術雑誌に目を通し社内へ回覧
09:00
上司と業務の進捗を確認、打合せ
09:30
施設の機能検査のため現場運転データ収集、報告書作成、不明点について問い合わせ
12:00
本社周辺でランチ
13:00
資格取得のアドバイスや資格が必要な業務、関連法規についてなど各現場の方へWeb会議ツールにて講義
15:30
現場調査のため出張先へ移動し、翌日の準備や資料を確認
19:00
ホテル到着

先輩社員紹介

「水処理事業に関わりたい」という思いが仕事の原動力につながっています。日々、自分がやりたいことへ挑戦し続けています。

文系の人も理系の人も参加しやすいインターンシップを開催するなど、独自の目線で仕事に取り組んでいます。